映画【JOKER】とタロット「愚者」の関係

2021年08月02日
愚者
愚者

映画【JOKER】を観ました。

タロットとなんの関係があるの~?

と思われるかもしれませんが、

普段の生活とタロットが結びつくことはいくらでもあるんです。


ずっと見たかった映画です。

アマゾンプライムで配信されたので、やっと観ることができました。

アマゾンプライムありがとう!!


もともと私はインドア派ですので、

映画を観たり、本を読んだり、音楽を聴いたりと、

巣ごもり的な趣味にわりと熱心です。

映画館で上映されていたときの評判がすごかったので、

観たかったということもあります。

しかし、何より【JOKER】というタイトルが、タロット占い師としては心惹かれました。


トランプになったタロット


いろいろ説明を省略しますが、

もともとタロットはカードゲームで、要するにトランプでした。

ちょっとややこしいのですが、トランプがタロットになったというより、

タロットがトランプと呼ばれるようになったと考えるといいかもしれません。


トランプ=タロット

トランプのジョーカー=タロットの愚者


ということになります。

それがこの映画を観たかった最大の理由です。


ジョーカーと聞いて思いつくのは、

やはりトランプのジョーカーではないでしょうか。

”ババ抜き”なんてゲームは、誰しも子供の頃に親しんだ覚えがあると思います。


ババ抜きだと、

最後までババ=ジョーカーを持ってる人が負けになっちゃいますけど、

”ポーカー”や”大富豪”だと、

ジョーカーを持つ人は一発逆転が狙えるので、かなり有利にゲームを進められます。


「じゃあ、ジョーカーって強いの?弱いの?」

「いいカードなの?悪いカードなの?」

子供心に疑問を感じた不思議なカードです。


それではそろそろ本題へいきましょう。


踊る【JOKER】


映画の中盤あたり、主人公の男性が、

街なかの階段で踊るシーンがあり、それを観た時に

「あぁ、本当に愚者のカードのようだ」

と感じ、それが一番印象に残っています。


タロットの愚者には

「自由」「ルール無用」「変化」「常識を覆す」

「縛られない」「気の向くまま」「狂気」「逆転」

このような意味があります。


そのシーンでは、

主人公の男性がこれまでの世界から抜け出して、

色んなしがらみや息苦しさから解放されて、

そしてその喜びを美しいダンスで表現している。


そして、これまでの自分の人生や、

自分を取り巻く世界をひっくり返してしまう。

はたから見れば、

彼は狂気の世界に住む狂人でしかないのかもしれません。


しかし、その狂気と思える様さえも、

まさに愚者のカードの世界観を表していると感じました。


タロットを学ぶときに重要なことは、

各カードの持つ「世界観」や「コアイメージ」を知ることです。

それをきちんと理解できれば、

カードの持つ意味を、

言葉や単語で覚える必要がなくなります。


私が占いを勉強した際にも、

映画や小説などにたくさん触れるように勧められました。

カードの「世界観」が理解できていれば、

どの登場人物が、どのシーンが、

「まるで○○のカードのようだ」

と感じることができると言われました。


タロットカードの意味が覚えられないと悩んでいる方は、

ぜひたくさん映画を観て、小説や漫画を読んで、

それらの物語に、

散りばめられているかもしれない「カードの世界観」を探してみてください。


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